尊い生命に感謝を捧げるネイティブ・アメリカンの伝統“太陽の踊り
スマトラ沖巨大地震に代表される最近の天変地異のマザー・アース(母なる大地)の状況は、近年の地球環境の悪化に対して我々人類に警鐘を鳴らすものであります。
我々も、地球を愛するエコロジストとして立ち上がる時と考えます。
混迷を深める超大国アメリカ合衆国において、伝統的なセレモニーであるサンダンス(太陽の踊り)を通して、未だ鎮魂の祈りをマザー・アースに捧げる人々の存在をご存知ですか?
それが、アメリカン・インディアンとして知られる大地を愛するアメリカ先住民(ネイティブ・アメリカン)の人々であります。
彼らは特別な許可を得て毎夏、神聖なセレモニーを行っています。
セレモニーはサンダンスの一週間前より準備が始まり、前日に周辺の森より25メートルほどのハコヤナギの木をお祓いと共に切り出し、半径30メートルほどの円形のセレモニー・グランドの真ん中に生命のシンボル(サンダンス・ツリー)として立てます。
そして、翌日から4日間飲まず食わずで、日の出から日没まで炎天下大勢の男女が踊ります。
日の出前と日没後は、スウエット・ロッジという伝統的なスティームサウナの中で浄化のお祈りを行い、その間だけは水を飲む事が出来ます。
ダンスの間は、シンガー達は常に大きなドラムで歌いダンサーに勇気を与え、セレモニー・グランドの周りのサポーター達も周りで一緒に踊るのです。
男のダンサーは胸にピアスを刺して生命の木に繋がれ、その身の一部を引きちぎる事により自然界を司るグレート・スピリット(創造主)に身を捧げて生まれ変わります。
結果、人々の痛みを共感し、人々を心底癒す力を得る事が出来ると信じているのです。
全ての生けとして生けるものへ捧げる